雨にも負けず
風邪にも腰痛にも負けず
夜勤の昼夜逆転にも負けず
雪にも夏の寒い日の送迎にも負けず
介護拒否にも負けず
難しい人間関係にも負けず丈夫な心と体を持ち
もう少し給料が高かったり、休みがあったりしたらいいなと夢を見て
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日一食から五食、不規則に食事し
決して体にいいとは言えない生活を送り
毎日が同じ流れの中での利用者の変化を見逃さず、
よく見、よく聴き、共有し、プランにつなげ、協力し、実行し
東に立ち上がるおばあさんがいれば、行って付き添い
西に退屈な顔のおじいさんがいれば、レクリエーションで笑顔にし
南に看取りのおばあさんがいれば、頑張りました、大丈夫と手を握り
北にナースコール頻回のおじいさんがいれば、アセスメントをとり
猛暑のときには、
冷房をこまめに調節し
冬の乾燥には、
加湿器に水を入れて歩き回り
災害があれば、
駆け付け命をつなぎ
専門性がなく、誰でもできる仕事と呼ばれ、
試験のハードルは高く
離職率、体調不良率も高く
この状況に対する国の体制は微妙…でも働いていく
そんな介護士に私はなりたい
介護福祉士 石掛 美恵 (東京都 愛全園)
H24年4月23日発行 福祉新聞 2572号より抜粋
◔ ☮ ゜
(つ'Д'。) いい いいものみっけ
社協の回覧でまわる「福祉新聞」の「福祉士リレーずいそう」っていう
連載記事から上記を抜粋させていただきました。
いつも楽しみなんだぁ いい記事はコピーとったりして
今回はとくに、私の1番すきな詩
宮澤賢治の雨ニモ負ケズのパロディだったもんで てんしょんあがりました。
わたし 介護士ではないけど とっても感動した。
やっぱすごい、強いよ 介護士さん。
隣の通所介護事業所で頑張っておられる職員さんにも
共有したい 笑顔になってほしい あしたみせよ~
わたし 今は社会福祉士目指す けど
親が今後もどんどん年老いて 出来てたことが出来なくなってって
「まさかうちの親が」って考え込み ちょっと私らしくなくなったりして
無力はイヤダ と ハナイキふかして
追々導かれるよに 介護も勉強するんだろう
と、思う。
その時は、この詩をおまもりに るる~
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